新番いろいろ

とりあえずメモっておこう。

・『蟲師』DVD購入決定かな。個人的には全編色がついた分、評価高い。http://www.mushishi.jp/

・『ARIA The ANIMATION』原作の雰囲気そのままの透明なまったり感。http://www.ariacompany.net/

・『BLOOD+』なんで最初(BLOOD THE LAST VAMPIRE)っからこの小夜にしなかったんだろうって思う。小夜が可愛い。舞台が沖縄ってのもいいね。OP、EDもいい感じ。http://www.blood.tv/

・『CLUSTER EDGE』軽飛行機とかエリート学園物とかピュアで折り目正しく熱血な少年達とか、道具立ては言うことなし。あとは見せ方なのだが、ちょっともたもたした感がある。http://www.cluster-edge.net/

『BLEACH』第54話「果たされる誓い!ルキア奪還なるか!」

http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/bleach/main_index.html
いよいよ物語はクライマックス。ここ数回、斬魄刀の『卍解』(剣の最大レベルアップ)の修行が進まず視聴者をやきもきさせていた主人公・一護が、ルキアの処刑場に乱入、いきなり処刑台そのものをたたき切っちゃう。今までのヘタレな一護はどこに行ったの? ていうか、集まっている隊長連よりずっと強そうだゾ。下手すりゃ白哉よりも強そうじゃん、てな具合で、すごい爽快感。助けたルキアを小脇に抱えた一護が心憎いまでにカッコよくて、これぞBLEACH、ですよ。しかもそのルキアを下に駆けつけた恋次に向かって、人間ミサイルのごとく投げつける。仰天するルキア恋次の顔に、大爆笑。“放り投げる”ですらないんだもんなあ。(笑)
地上篇では拡散するストーリーと、少年漫画的ギャグに食傷して、BLEACH、しばらく観てなかったのですが、ソウルソサエティ篇では、護廷十三隊で凄いのがぞろぞろ出てきたのと、囚われて刑を待つルキアを一護が救う、という筋書きがかっちり決まったのとで、結構熱を入れて観てます。

『トリニティ・ブラッド』

http://www.wowow.co.jp/anime/toribla/

「閣下…いいですよ。吸ってもいいですよ。だからもう、泣かないで。
あなたは悪くない。あなたのせいじゃないんですもの。」

「帝国篇」は、エステル@能登麻美子ファンとしては、至福の回でした。帝国貴族の美少年・イオンと彼を護衛するエステルとの間に紡がれる初々しい交感。イオンは人間を蔑むヴァンパイアのメトセラ(長生種)であり、エステルはその人間、しかも彼女はメトセラに対して、かつて家族を殺された恨みさえ抱いていました。しかし、度重なる危難を共に乗り越えるなか、二人は互いに好意を抱いていきます。
 今回はその帝国篇のクライマックスでした。皇帝暗殺の陰謀に巻き込まれた二人は牢に閉じ込められ、イオンは傷つけられます。大量の失血のため、込み上げて来る吸血衝動を抑えられないイオンは、自我を失いかけながらエステルに「(そのナイフで)我を殺せ。そなたを傷つけたくない!頼む…」とむせび泣きます(イオンってもともと泣き虫なんだけどそこが良かったりする)。それに対するエステルの台詞が上のものです。そして彼女は襟元をひらき、白い首筋をイオンに差し出すのです。これまでの初々しいやりとりから一転、すごいエロティックなシーンですな。
 しかもこの台詞、『MONSTER』のニナ@能登麻美子が、「多くの殺人を犯すモンスターを救ってしまった」と苦悩する天馬に対して、「ドクター天馬。あなたは悪くない。あなたは悪くない」と告げた台詞と完全に重なってます。あちらはさらに作品の根幹に関わる重要台詞でしょう。ぞくぞくが止まらないですよ。早くDVDが出ないかなあ。

 でも、エステルって、アベル神父のほうが好きなんですかね。帝国を去るシーンで結構、あっさりしてたところを見ると、結局イオンの片思いってことなのか。ていうか、エステルってシスターなだけに硬すぎて、本当の恋愛はまだできないのかもしれません。いずれにしてもイオンが哀れなり(TT)

葛西臨海公園

http://www.senyo.co.jp/kasai/
で、新OPのロケ地は、やはり葛西臨海公園ですな。自転車で橋の上を走るシーンとか、緑の間を走る道路とか、まんまぼくのかつてのサイクリングコースだったりする。作中では“葛西海浜公園”ってちょっとだけ名前変えられてたけどね。ただあんなに何もない原っぱじゃあない。観覧車が草原の向こうにぽつんとある、って絵面は、確かに素敵だけど。(^^ OPでも写っている全面ガラス張りの意味不明な長細い建物とか、2階に入り口と池がある葛西臨海水族園(水族園が海と一体になっていると錯覚させる)、公園から張り出した砂洲など、不思議空間があちらにぽつん、こちらにぽつんといい具合に配置されている。夜も水族園のドームが冷たく光り、海の向こうにディズニーランドのホテルが暖かく輝き、観覧車は光のサーカスを演出している。ちょっとばかり歩くのが苦にならない人なら、お勧めです。