『KURAU Phantom Memory』その3

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ダグ「俺はお前の親父さんと会ったこともない。やっと電話で話せただけだ。
だがな、俺は感じたんだ。
お前の父親は今、お前を守るために生きている。すべてはお前のために。
信じろ! どんなに離れてたって、親は子どもを守ってやりたいと願ってるんだ。
そう信じたいんだ、俺が!
子どもが親を疑うなんて俺には耐えられない」
クラウ「信じたいよ。あたしだって。お父さんに会いたい。会って話がしたい」

今週のクラウは、泣いたり、トホホとなったりとなかなかイイ感じだった。クリスマスと離ればなれとなったことで意外にも頼りなげになってしまったクラウ。彼女をさりげなく支えるダグの格好よさ、そして、吠える親父さん。やっぱこの親父さんですよ。この人、学者バカでいざという時、うろたえるばかりの頼りない親父なのだが、作品中、一番感情豊かなキャラなんだよね。ていうか感情移入して描かれているのかな。このアニメのキモは父娘ドラマだと思う。

さて、リナクスの謎についていまだほとんど説明されてないが、やはりクリスマスは過去の特別な記憶を体現しているような気がする。クラウが取り戻さなければならないものも、たぶんそこにあるのだろう。